新津安吾忌が開催されました。
去る2月17日に新津安吾忌が開催されました。没後70年の今年、記念朗読会と墓前祭に参加してまいりました。
(朗読会には90人、墓前祭には30人ほどの参加がありました。)
朗読会では、はじめにEテレの「こころの時代」のテーマ曲などのピアノ演奏があり、SMAPの「Triangle」では、ピアノ演奏に合わせ、歌詞がスクリーンで紹介され平和への願いをあらたにしました。
メインの朗読は、安吾の代表作「桜の森の満開の下」で、朗読にあわせ安吾が愛したジム・ノベティの曲のピアノ演奏が流れ、ひと時、安吾の言葉に酔い、安吾の世界を漂う思いでした。
朗読会の後、マイクロバスで墓所に移動し、円満寺住職の読経に手をあわせ安吾を偲んでまいりました。
戦後80年、時代が大きく変わろうとしている気がしますが、この時代を安吾はどう思い、何を語るか、その答えを安吾の作品から探ってはいかがでしょうか。