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作家「坂口安吾」未発表の自筆作品見つかる!

2月10日各ニュースにて、母校文学部印度哲学倫理学科を昭和5年(1930)卒業、新潟出身故人坂口安吾校友の未発表作品が発見されたとニュースが流れました。

母校ゆかりの文化人は、哲学館大学聴講生だった葛西善蔵氏、戦後昭和26年(1951)から定年となる昭和42年(1967)迄教鞭をとられた野溝七生子氏は、大正13年(1924)「福岡日日新聞」懸賞小説に『山梔』(くちなし)で入賞しデビュー。

最近では、TVシリーズ「浅見光彦シリーズ」で有名なミステリー作家内田康彦氏は東京北区出身 文学部国文科中退、埼玉県草加出身で北海道育ち、芥川龍之介賞(2002)、大江健三郎賞(2007)、谷崎潤一郎賞(2016)を受賞した小説家・漫画家・俳人としてマルチに活躍されている文学部国文学部卒業の長島有氏など多数おられますが、特に坂口安吾先輩の名は歴史に刻まれています。

映画でも題材となる坂口安吾作品

平成11年(1999)手塚治虫氏の長男・手塚眞がメガホンを取り、当時あの浅野忠臣が主演の文芸大作「白痴」は、無頼派作家坂口安吾氏の「堕落論」に並ぶ代表作です。昨年デジタルマスター版として再度映画館上映されました。

他にも、映画ファンなら忘れられない、半沢直樹で女性議員役で活躍した江口のりこ主演の「戦争と一人の女」、山田孝之と成海璃子の出演で話題となった「BUNGO ささやかな欲望 握った手」など数々の作品が映画化されています。

参考:映画「白痴」公式サイトより 

母校図書館所蔵の作品

大先輩坂口安吾の作品は、母校図書館にも多数所蔵されています。コロナが落ち着いたら一度足を運んでみては如何でしょうか?

【参考・今回のニュース】
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210211/k10012860501000.html

 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210210/k00/00m/040/014000c

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