母校支援

<完売いたしました>おいしいコーヒーを通じて公平な世の中に!

■ラオスのコーヒー販売は、ご好評につき、(なんと!)2日間で完売となりました。ご協力いただきました校友の皆様に心より御礼申し上げます。次回の販売が決まりましたら、改めてご案内申し上げます。

なお、商品の発送は12月中旬となります。おいしいコーヒーをお届けするために準備を進めておりますので、今しばらくお待ちください。

突然ですが、『Smile F LAOS』をご存知ですか?

「ラオスのコーヒーの販売によって、フェアトレード(注1)を広め、ラオスの子どもたちがよりよい生活を送れるようなきっかけ作りへ」という理念のもと、2014年4月より授業の一環で活動を開始した生産者地域の支援プロジェクトを、東洋大学 社会学部社会文化システム学科(現 国際社会学科) 箕曲在弘准教授(文化人類学・農村開発論)の指導の下で現在活動を進めています。

(注1)フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいう。フェアトレードジャパンより。

活動のきっかけは衛生問題

ラオスは、メコン川が縦断する人口727万人の東南アジアの内陸国で、ラオ人以外にも少数民族を合わせて49の民族が暮らしています。世界遺産となった仏教寺院のあるルアンパバーンや雄大なメコン川に沈む夕日、のどかな暮らしをする山地民などで知られています。

Smile F LAOSの活動は、そのラオスに2013年12月、社会学部の2年生(当時)が1週間滞在するスタディツアーに参加し、コーヒー農家の方々の暮らしを調査したことに始まります。参加者は調査を通して、コーヒー栽培に対する熱意や想いを知ることができた一方で、ある問題を見つけます。それは現地の衛生や教育環境の実態です。子供たちが手を洗わずに食事をする光景や、教育環境がなかなか整っていない状況を目の当たりにし、この問題を少しでも改善しようと、ラオスの子供たちへ衛生・教育関連の支援プロジェクトを開始することになったのです。

プロジェクト発足後まもなく、私たちはラオス現地の農民協同組合からラオスコーヒーをフェアトレードで輸入しているオルター・トレード・ジャパン社と提携し、同社から購入したコーヒー生豆を静岡の焙煎業者で、焙煎してもらい、東洋大学オリジナルの製品、「チャンパ・コーヒー(Champa Coffee)」を作りました。

量にして120キロ程度のコーヒーを毎年学内外で販売し、その収益を支援プロジェクトに充てています。こうした活動を通してフェアトレードの認知拡大とラオスへの支援活動を継続しています。

Smile F LAOSの「F」は「FOR」と「FROM」の意味をかけており、ラオスの人びとと消費者との笑顔の懸け橋になりたいという思いからこの団体名が名付けられました。

着実に実績を出しているんです!

先述のように、これまで私たちはラオスに関する様々な活動に取り組んできました。なかでも目玉と言えるのは、ラオスのスタディツアー。スタディツアーを実施するにあたり3本の柱で活動しています。

その1 現地の小学校への教育支援
長く継続して使用できる「持続可能な支援」をモットーに、私たちの手で、絵本や算数ボックスなどを制作し、現地でワークショップを実施しています。

その2 現地農家への家計調査
フェアトレードが彼らの生活にどのような影響をもたらしているのかを、私たち自身が家庭訪問し、家計調査をすることを通して明らかにしています。

その3 現地農家へのホームステイ
私たちと彼らの価値観の類似性や相違性について経験を通して学ぶことで、これからの私たちの活動をよりいっそう実のあるものへと発展させていきます。

私たちの活動はスタディツアーだけにはとどまりません。フェアトレード・コーヒーの販売会も私たちの重要な活動の1つです。販売会ではコーヒー豆(100g/200g)、ドリップパックコーヒー、コーヒー石鹸、脱臭袋を取り扱っています。

コロナウイルス感染拡大以前は、2回の学内販売会に加え、白山祭と文京区博覧会の合計4回、販売活動を実施してきました。その際、パネル展示やお客様との会話を通して、私たちの活動内容やフェアトレードに関して知っていただくことができました。また、先述のスタディツアー時の写真やコーヒーの味に関してまとめた資料の展示も行い、お客様にラオスという国やコーヒーに関しても知ってもらえるよう広報活動をしてきました。

コロナ禍でも活動は続けられる!

コロナウイルスの影響で私たちの活動の目玉であるラオスへのスタディツアーだけでなく、国内でのコーヒー販売会も断念せざるを得なくなりました。しかし、それでも私たちは前向きに活動しています。オンライン上での意見交換会や、SNSを介した広報活動など、いま私たちができることは何か?を常に考え、積極的に取組活動を推進してきました。

私たちはコロナ禍において、特に社会的課題の解決に向けたプロジェクトに力を入れて活動してきました。2019年末にラオスのコーヒー産地に渡航した先輩たちが考えた社会的課題について、解決に寄与する企画を立案・実施しています。現在は、コンポスト班、コーヒー農家体験ゲーム班、ファーストエイド班、フェアトレードゲーム班の4つに分かれて活動しています。

① コンポスト(注2)班
国内のフードロスを減らすために活動しています。現在3種類のコンポストを班員各自が自宅で作成しています。この結果を踏まえて、日本において環境保全意識を高めるためのワークショップを行う予定です。

※注2 コンポストとは「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のことです。家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥などの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させ、昔から伝承されてきた日本の大切な知恵のひとつ。~参考 LFCコンポストより

② コーヒー農家体験ゲーム班
コーヒー農家の日常生活について知ることを目的に、現地調査のデータや先生方からのお話をもとに、コーヒーの栽培から出荷までの過程を疑似体験できるゲームを作成しています。

③ ファーストエイド班
現地の子供たちに怪我の対処法を知ってもらうため、仕掛けがたくさん使われた絵本を作成しているのがファーストエイド班です。絵本は、現地渡航が実現した際に、子どもたちに渡し、この内容にもとづいたワークショップを実施する予定です。

④ フェアトレードゲーム班
多くの人にフェアトレードの仕組みを知ってもらうことを目的として、オンラインでも楽しめるゲームを作成しています。先進国、中間国、発展途上国、フェアトレード国に分かれて自分自身でゲームを動かすため、フェアトレードについて深く学ぶことができます。

おいしいラオスコーヒー、みなさんに飲んで欲しい!

受注販売ですので、この機会にぜひお試しください!

販売サイトのリンク:東洋大学社会学部 Smile F LAOS (official.ec)
https://toyocoffee.official.ec/
※完売いたしました。

■コーヒーの種類
商品一覧はこちら(PDFでご覧いただけます)

■受注期間
完売につき、11月20日で締め切りとさせていただきました。

■発送予定時期:12月中旬
※心を込めて準備中です!

ご注文

販売サイトからご注文下さい。
※smile F LAOSのご注文ページへ移動します。

販売サイトはこちら
※完売いたしました。

■webブラウザからの購入
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『購入手続きへ』よりお手続きが可能です。「ゲストとして購入」または「PAY IDで購入」を選択してください。

購入の流れ

ステップ1:商品を選択

ステップ2:購入したい個数を確認して、カートに入れる
※豆もしくは粉を選択したい場合、カートに入れるボタン上の「種類を選択する」をクリックして選択してください。

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ステップ4:購入者情報を確認し、購入完了ボタンを押す

注意1:注文後に購入者情報を変更することはできません。ご登録の住所やメールアドレス決済方法などは修正できませんのでご注意ください。

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