母校支援

やる気MAX!先輩、本当に有難うございます

2021年秋・人流が戻りつつあっても、財布の中身は・・・

新型コロナウィルス感染症の感染者数が大幅に減り、人の流れが戻りつつあった2021年秋のこと、キャンパスには学生の姿も増え始め活気を取り戻そうとしていました。でもそれは表面的なことで、学生自身の生活が楽になったかというとそれはまた別の話。

アルバイトが再開しても、すぐにバイト代が入るわけではなく、働ける時間も短時間というケースもあれば、元々仕送りのない学生や減額などで食費を削る必要がまだまだある一人暮らしの学生が多かったのも事実でした。21年の完全失業率は20年と同様に2.8%であることを考えると、実家暮らしでも決して楽ではない学生が少なからずいたはずです。

2021年4月~8月の間に中途退学をした学生は全国で11862人。令和2年は12322人でした。あれ?比べると減っているんじゃないの?と思うかもしれません。しかし、令和2年に入学した学生が1年間何とか乗り切れたとしても、2年も生活困難な状況が続くとさすがに気持ちも下向きになってくるのでは。。。今回の食料支援の希望者の多くは、1年生と2年生に集中していたことを考えると、皆さんからの支援が大きな心の栄養になったことは間違いありません。

明日の食料もままならない中、手を差し伸べてくれたのは卒業生の皆さんでした

2021年―秋―のHands to Hands支援は83名の個人・支部の応援があり、白山キャンパス350名、川越キャンパス90名、板倉キャンパス39名、赤羽台キャンパス26名の合計505名の手に皆様から寄せられた食料が届けられました。春学期と合わせると延べ1000名以上を超える学生を応援したことになります。

食料を受け取った学生から応援くださった皆様に感謝のメッセージが届きました。全てを紹介するには数が多いので今回は一部を抜粋してご紹介します。

■支援頂き誠にありがとうございます。一人暮らしの為、大変助かります。おいしく頂かせてもらいます。コロナ禍で大変ですがみんなで乗り越えていきましょう!本当にありがとうございました。
国際学部2年 宮城県出身

■一人暮らししているのでこうした支援物資は大変ありがたいです。毎回ありがとうございます。
社会学部1年 長野県出身

■大変ありがたいです。一人暮らしをしていてバイトも思うように入れなかったりしていたので助かりました。
法学部1年 埼玉県出身

年明け以降、オミクロン株の蔓延で連日都内でも1万人を超える感染者が出ています。こんな時だからこそ、先輩方の優しい気持ちが身に染みています。頑張れ後輩、頑張れ東洋大学!

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