母校支援

生涯教育に関するアンケート結果のご報告

6月6日~17日までの期間において、生涯教育に関するアンケートを実施いたしました。配信数約8,000に対し500名の方がご回答くださいました。統計学的に5%の誤差範囲となる有効数を確保でき、母校からも感謝と校友の協力姿勢に驚きの声が上がりました。改めてご協力いただきました皆様には感謝申し上げます。

学び続けることに前向きな校友の姿

全体を通して、多くの校友が継続的な学びについて前向きなことがわかりました。昨今の時代環境らしく学び方の手段についてはオンライン講座や動画配信といった気軽さを求める傾向にあります。最も気になる「何を学びたいか?」の内容では、トップはコミュニケーション力向上でした。コロナ禍だからこそ、人の絆を深めることの重要性が反映しているのかもしれません。

コミュニケーション力の向上といっても様々な学びがありますので、今回の回答をもとに母校がどのような講座を検討するのか?については期待したいところです。

アンケート回答者のプロフィール

回答者比率としては、男性比率82% 女性比率18%でした。最も多い回答者の年代層としては、男性が60代、女性では50代となりました。

アンケートで表出した4つの大きな特徴

特徴1 学び続けることへのニーズは極めて高い
~生涯学び続けることの重要性を多くの校友が認識~
学び続ける重要性について、「強くそう思う」への回答が全体の70.8%に上り、「そう思う」が21%と全体として91.8%の方が必要性を認識していました。

特徴2 母校で学ぶことへの期待は大きい ~母校愛がにじみだす母校での学び~
「馴染みがある母校で学べること、また母校が卒業生の教育に力を入れることは素晴らしいと思う」が56%、「母校での学びについては親近感もあり受講しやすい」が28%で全体として84%が母校での学びに肯定的でした。

特徴3 教育の質を重要視する傾向にある ~大切なのは教育の質、また生活環境に合わせた教育提供を期待~
教育ニーズのトップは受講時間帯や曜日で、受講料に関しては5万円以下が最も多くなりました。受講期間は約半年間(40~60時間)と回答された方が多い一方で、受講テーマについて習得できるまで期間は問わないと回答された方もいらっしゃるなど、学び方については様々であることがわかりました。

学びたい内容のトップがコミュニケーション力である一方、そのほかの内容を見ていくと、実は2番目に多いのが教養や、実践で活用できるIT、そして国際化を進める大学ならではの語学分野など、実に多岐に渡りました。

特徴4 多くの校友が母校愛を示して頂く ~さすが東洋大学卒業生、「他者のために自己を磨く」が顕在化~
母校の発展ならびに卒業生の活躍に対して「アンケートなどは引き続き協力しても良い」が60.2%、「時間帯が合えばオンラインでの情報交換会に参加しても良い」が39.5%と、99.7%の方が協力姿勢を示していました。

以上の回答結果に対し、矢口学長をはじめとした関係者の皆様からは、校友の協力に深く感謝するとのお言葉を頂戴するとともに、ひしひしと伝わる皆様からの期待に「東洋大学らしい生涯教育」のあり方について改めて襟を正しておられました。皆様のご協力により日本一生涯教育に熱心な大学としてその名を響かせるのもそう遠くないかもしれません。

協力いただいた方を筆頭に「生涯現役」「輝く人生に磨きをかける」「常に新たな知を創造する」・・・・そのような校友が溢れるよう校友会も母校共々奮闘して参りますので引き続きご支援の程宜しくお願い致します。

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