母校支援

2023年度校友アンケート結果報告

2023年12月~24年1月上旬にかけて実施いたしました「校友アンケート(2023)」は、2回目の実施となりましたが、1回目に続き母校愛の高さや応援に関する回答が日本を中心に海外も含め多く寄せられました。ご協力いただいた卒業生の皆様にはこの場をお借りして、心より感謝申し上げます。今回は寄せられた回答から、主だったものを中心に結果をご紹介いたします。

校友アンケート実施概要

【実施期間】
2023年12月14日〜2024年1月12日

【対象者】
東洋大学校友会のメルマガ会員(卒業生)

【メルマガ有効配信数】
7843ユーザー

【有効回答数】
347件(2022年度 310件 前回比112%)

【回答割合】
男性88.5% 女性11% その他0.5%

【正会員比率】
39.5%

回答者の年代比率に変化。60代から50代へ

初回は60代の回答者が最も多かったのですが、2回目の今回は50代の回答者が最多となりました。業種別で見ていきますと、会社員が109名と最も多く全体の31.4%で、次に経営者や個人事業主としてご活躍されている方が58名で16%を占めました。

現役目線中心の回答内容は、今後の活動に繋げるヒントやニーズも多く、校友会が単なる親睦団体ではなく、会の目的である母校の最大の応援団である必要性を改めて感じるものとなりました。また、校友会が「他者のために自己を磨く」「活動の中で奮闘する」精神を以って活躍する卒業生にとって、役立つ存在であることが重要との決意を新たにする結果となりました。

母校に対する気持ちは熱い!

1回目同様に、「母校を誇りに思いたい」と感じている回答者は、最も強く感じている人で(★5)56.8%、比較的強めに感じている人(★4)では30%と、全体として86.8%を占め、前回の77.8%を9ポイント上回る結果となりました。

校友会活動に対する理解度が進んでいる

校友会の活動状況について伺ったところ、「大体の活動は理解している」が全体の50%を占め、前回の割合である44.2%を5.8ポイント上回ったものの、「校友会の存在は知っているが、何をしているのかは知らない」と回答した方は33.1%で、若年層・中堅層を中心に多く見られました。

校友会からの情報発信は以前に比べ増えている89.4%

校友会のウェブサイトのリニューアル以降、卒業生の活躍をはじめ大学情報や応援情報などをメルマガとして配信してまいりましたが、「以前と比べて情報発信されている」を選択した方が49.6%(前回38.7% 10.9ポイントアップ)、「以前よりも情報発信されているがさらなる有益な情報提供を期待する」では、39.8%(前回41.9% 2.1ポイントダウン)という結果となりました。

校友会のイメージアップにはまだまだ課題が残る

校友会に対するイメージについて、回答者の33.6%の方が高齢者の多い組織と感じており、歴史の長さも重なって人脈構築の拡大に期待が寄せられましたが、人脈の広がりに期待する割合は全体のわずか8%にとどまりました。今後期待を寄せるネットワークとしては、若年層を中心に業種や職種・テーマごとなど、ビジネスを意識したコミュニケーションの機会を求める声が大きくなりました。

向上心高い校友のニーズを満たすには「大学と連携した学び直しの機会提供」(23.7%)が必要

これまでにもウェブサイト上では、英語講座を中心に学びに関する情報を提供してまいりましたが、今後も賛同いただける事業活動を検討するにあたり、ニーズを伺ったところ、「大学と連携した学び直しの機会提供」が全体の23.7%と最も多く、次に「卒業生同士の人脈構築機会提供(同業、異業種)」が20.3%となり、スキルアップにつながる内容が上位を占める結果となりました。

大学支援にも好意的な結果が

今回のアンケートでは、スーパーグローバル大学として認定されている母校支援の観点から、留学生就職に基づくインターンシップ紹介など様々な分野での研究を応援する産学連携先の紹介について伺いました。

そのような質問にも多数の校友から支援の可能性について意思表明をいただき、大学も大変感謝しています。追って、具体的な支援事業も現在検討中ですのでその節はよろしくお願いいたします。

メルマガを通じた情報提供も学び関連に高いニーズ

メルマガで読みたい記事の希望でも選択数が多かったのが、学びに関する情報提供でした。近年では副業が認められる企業も増えていることも重なって、新たな学びを通じてスキルアップを図りたいと考えている卒業生の存在は頼もしい限りです。

校友会として皆様から寄せられた回答内容をもとに少しでも役立つ情報を提供していきたいと思います。今後も大学との連携強化を図りながら様々な情報発信に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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