全国の支部ブログ

坂口安吾生誕120年の記念の年

今年は、安吾生誕120年の記念すべき年です。生誕祭実行委員会では、様々な事業を予定しております。
また、この機会に、坂口安吾を新潟市の名誉市民にという運動も進んでおります。新潟県人物小伝として、かつて、井上円了先生の小伝が発行されましたが、今年は、坂口安吾の小伝の発行を進めております。
今後も、様々な動きがあると思いますが、「安吾雑報」から関係の情報と手元にあるチラシをご紹介させていただきます。

ノイズム(PDF)
こわれ者の祭典(PDF)
桜の森の満開の下(PDF)
安吾雑報95号(PDF)

 

生誕祭120に向けて

今年は坂口安吾生誕120年に当たります。生誕祭実行委員会では令和8年度をメモリアルイヤーと位置づけ、安吾に関する様々な事業と連携していきます。

りゅーとぴあでは4月にアート・ミックス・ジャパンのプログラムとして立川らく萬による安吾原作「落語・教祖列伝」から新作落語「兆青」の口演、ついで6月にNoism Company Niigataによる「メランコリア―安吾、そしてサティの世界」公演が劇場で行われます。

コンサートホールでは新潟Aフィルハーモニックの定期演奏会でエリック・サティの楽曲が演奏される予定。
誕生月の10月には、ギャラリーで企画展「処方箋文庫」、能楽堂で「坂口安吾国際シンポジウム」を開催。翻訳家の斎藤真理子氏、作家の藤沢周氏も登壇します。

ほんぽーとでは、安吾の遺品や原稿を展示するほか、各公民館でも講座などが検討されています。毎年恒例の「安吾読書会」、今年はゆいぽーとで実施。

シネ・ウインドでは4月に加藤翠(朗読)、中川えりか(歌・二胡)「桜の森の満開の下」公演を行うほか、坂口安吾原作映画の連続上映会など企画。ほかにも連携事業は盛り沢山。準備が整い次第、総合リーフレット及び安吾デジタルミュージアム特設ページで発信していきます。

 

2026年安吾読書会について

毎年恒例の安吾読書会ですが、2026年も同じく4月から9月の第2土曜日16時〜18時、計6回行う予定です。
ちなみに場所はいずれの会も「ゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター)」で、参加費は500円となっています。

読書会の案内人はほぼ決定し、一部そのテーマや内容も、現時点でわかる範囲で以下ご紹介します。(いずれも敬称略)

第1回(4月11日)
案内人:齋藤良助(安吾の会)
テーマ:「坂口安吾の啓蒙思想―『天皇陛下にささぐる言葉』と『フィガロの結婚』」
内容:「フィガロの結婚」は殿様と召使の対等な人間関係を求めた。安吾の「天皇陛下にささぐる言葉」も、天皇と国民の対等な人間関係を求めた。両者に通じるものを導き出す。

第2回(5月9日)
案内人:鬼澤みい(安吾の会)
テーマ:「安吾の作品と思想香る〝少女性〞」
内容:安吾の作品に潜む「少女性」と、先駆的な女性観・女性の自由についての記述を拾いつつ、矢田津世子宛の書簡を紹介しながら、安吾の「少女性」を読み解く。

第3回(6月13日)
案内人:恩田雅和(和歌山市立有吉佐和子記念館館長・天満天神繁昌亨アドバイザー)
テーマ:「安吾はふるさと」
内容:新潟弁や執筆した場所の考察などを手掛かりに、「ふるさとは語ることなし」と言った安吾の郷土観を再度突き詰める。

第4回(7月11日)、第5回(8月8日)、第6回(9月12日)は、今のところ石垣雅美(新潟文化の記憶館)、清水優介(新潮社)、永田幸男(安吾の会)の3名の方々にお願いする予定です。
後程すべて詳細が決まりましたら改めてチラシなどで告知いたします。

さて、先日の安吾忌には、校友も含め約40名が参加し、記念講演を拝聴し、墓参をしてまいりました。穏やかな天候のもと、安吾さんに手を合わせてまいりました。
今回は、遠く埼玉から安吾研究者のかた、そして、千葉県流山市から安吾ファンの校友もかけつけていただきました。

 

 

 

全国の支部ブログ