母校支援

みなさんのおかげで無事にお正月が迎えられました!

大学の授業もオンライン化が定着してきたころに、部分的な対面授業がスタート。画面越しでしか話せなかった友達とも直接会える機会が増え何となく楽しくなってきたなと感じながらも、肝心の生活面を支えるアルバイトは日数も減り、なかなか思うようにお金が使えない日々。同級生のアルバイト先が閉店に追い込まれたという話もチラホラ。

大量のレポート作成と節約方法で頭の中は「どうしよう・・・」しか思い浮かばないものの、やっぱりおなかはすいてしまう。

グゥ~。

「あっ!そういえばこの間大学から食料支援の案内をみたような。。。」

諦め半分でメールと大学のニュースを確認してみると。。。

あった!

ボランティア支援室で「Hands to Hands第二弾 受け取り予約開始!」の告知!

「あ~!助かったぁ!!」

生活に困っている学生の応募が殺到!

Hands to Hands 第1弾では予想以上の受け取り予約があり、配布開始後すぐに不足することが判明したため、第2弾を急遽実施することになりました。締め切り後「期間が短すぎる!」などご意見があったようで、2回目の募集期間は長めに設定したこともあり、お米をはじめおかずになる食品が1回目以上にズラリと勢ぞろい。今回も校友の皆さんから多くのご支援がありました。

課題に追われアルバイトにいけない学生をはじめ、アルバイトを探している学生にはまさに天の恵みです。第二弾の受け取り予約も白山キャンパスをはじめ各キャンパスに殺到したそうです。

直接届けられない声。「がんばれ!」そして「ありがとう!」

今回も応援と感謝のメッセージがたくさん届きました。ご支援いただいた皆様からは、体調を心配するメッセージや励ましの声が多く寄せられました。
・玄米は栄養豊富なので、おなか一杯食べて元気に頑張ってください。
・コロナに負けるな!
・おいしいものを食べて勉学に励んでください
などどれも温かいコメントばかり。特に実家に帰れない学生には大きな励みとなったのではないでしょうか。

一方で、明日の食料もままならない学生からたくさんの「ありがとう!」のメッセージ。付箋に書かれた感謝の数はなんと150名以上!その中から一部をご紹介!もちろん全メッセージは「こちら」からご覧いただけます。

・コロナで不安の中、たくさんの物をありがとうございます。今度は自分も人の役に立てるように頑張ります。
・助ける心、温かい心が肌身に感じました。助けられるだけではなく、次は助ける側に回れるよう一生懸命頑張ります。
・一人暮らしでアルバイトの収入が半分になっているので、大変助かりました。
などたくさんのありがとうのメッセージ。読んでいるとなんだか胸が熱くなりますよね。

コメント一覧はこちらからもご覧いただけます。

みなさんの応援・取り組みが紹介されました!

今回皆さんの応援内容が特定非営利活動法人 日本ファンドレイジング協会(※)の目に留まり、全国で寄付金や募金活動に力を注ぐ皆さんに広く展開されました。もちろんこの中には大学の寄付金を集めるために活動をしている方も多く、今回の取り組みは全国の大学にも広く知ってもらうきっかけとなったことは言うまでもありません。


肝心の内容ですが、「あなたが選ぶ大学ファンドレイジングニュース」という企画で、全国の大学で実施された支援活動をピックアップし、幅広く展開していくというものだったのですが、紹介された事例の中に「Hands to Hands」が取り上げられました。事例は複数紹介されているものの、東洋大学同様に食料支援を実施している大学はいくつか見られましたが、校友会組織と大学との連携で支援につなげる事例は多くはないようです。

このコロナ禍で体制を含めどのように進めればよいのか?と悩む大学は多く、今後のことも踏まえた良い事例として取り上げられていますので、ぜひご覧ください。

ファンドレイジング協会「あなたが選ぶ大学ファンドレイジングニュース」
https://www.jfraac.org/20201219/

日々感染者数が増加している中、アルバイトもままならない学生が日々の生活に不安を感じながら授業を受け、課題をこなしています。少しでも困っている学生の支援につながる活動を校友のみなさまと共に続けていきたいと思います。

※ファンドレイジング協会 https://jfra.jp/about

2009年に日本全国47都道府県から580人の発起人の賛同を受け、寄付・社会的投資が進む社会の実現を目指して設立されました。民間非営利組織のファンドレイジング(資金集め)に関わる人々と、寄付など社会貢献に関心のある人々のためのNPOとして、認定ファンドレイザー資格制度やファンドレイジング・日本、子ども向けの社会貢献教育、遺贈寄付の推進、寄付白書の発行などに取り組んでいます。

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