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アンコール上映決定!映画『上飯田の話』をご紹介!

鑑賞者 や 関係者 の間でおもしろさが口コミで広がり、たかはしそうた監督 <自主制作・自主配給で上映された横浜市泉区の町を舞台にした映画『上飯田の話』のアンコール上映が決定しました。本映画は、東洋大学の卒業生が様々なコミュニケーションの輪を広げていく中で出会った監督の作品ではありますが、東洋大学の卒業生の活躍があってのアンコールともいえるのではないでしょうか。

■アンコール上映期間 6月10日(土)〜6月16日(金)
■上映劇場 ポレポレ東中野 レイトショーにて上映
■チラシ PDF

卒業生の活躍ブログ 本田 克敏さん

映画『上飯田の話』

みなさんこんにちは、経済学部国際経済学科2009年度卒業の本田克敏です。わたしは会社員として働くかたわら、ひょんなことから自主配給の映画の宣伝をすることになり、この場を借りましてその映画を紹介させてください。

東洋大学校友会にお声がけをさせていただいた経緯は、最近、東洋大学卒でさまざまな挑戦をしている人に町で会うことが多く、この告知がきっかけで東洋大学の卒業生クリエイターそれぞれが認知したり、交流したりできればと思い、ご案内させていただく次第です。

監督との出会い

たかはしそうた監督(以下、たかはし監督)との出会いは、今から5年ほど前に彼が会社員として働いていた頃のことです。たかはし監督は東京造形大学を卒業後、イベント制作会社に務める日常を過ごしていましたが、大学で学んだ映画との距離が遠くなっていると感じ始め、大学の友人と映画の感想をテキストにまとめて情報交換をする会『なんか映画について書いてみる会』(以下映画の会)を開催しました。

その頃、私は会社員として働くかたわら、映画美学校で批評家養成ギプスという、批評家を育成するプログラムを終えた後で、自分の文章を発表する場を探していました。そんな時、ツイッターでたまたま映画の会の開催告知を見つけ、関係性などありませんでしたが、アポなしで参加してみたというのが監督との出会いになります。

その後、会を続ける中で、私が文芸誌を制作する際は、寄稿やインタビューに応じていただいたり、彼が東京藝大の受験で実技作品の用意をしたりする際は、撮影を手伝うなどの関係を続けてきました。

近年たかはし監督は積極的に映画祭に作品を応募していました。賞受賞などの機会になかなか恵まれていないのですが、作品を観てみると、大衆に向けた映画として考えると候補から外されてしまうが、それなりに面白い。だったら直接劇場に交渉してみるのはどうか、という形で「上飯田の話」の配給が始まりました。

私は映画業界で働いていませんでしたが、ライター関係の知り合い、自らが立ち上げに関わった読書会の知り合い、新宿区落合の散歩イベントでの関係など、さまざまな場で開催されるイベントに顔を出していた経験がありましたので、その延長として映画の営業を進めて行きました。

 © たかはしそうた

映画の舞台は神奈川県

 都会でも、かといって⽥舎でもない。どこにでもある⼩さな町が舞台。町というくくりで映画を眺めると、⽥舎、都会、ロードサイド沿いなど、さまざまなものがありますが、本作は、映画で取り上げられづらい、ランドマークもない、かといって⽣活には困らない、 どこにでもある⼩さな町「横浜市泉区上飯⽥町」が舞台 です。

画像すべて © たかはしそうた

内容を簡単に言うと、「フィクションでもあり、ドキュメンタリーでもある。」

⼩さな町の⽣活史。登場⼈物たちが織りなすオムニバスストーリーはフィクションですが、その随所に町⺠との会話や、飲⾷店での会話の様⼦が映されています。それはまるで「ドキュメント72時間」の中で繰り広げられる物語。⾃発的に町⺠から語られるオーラルヒストリーは、 ⽣活史の記録的な意味でも貴重な内容になっています 。

画像すべて © たかはしそうた

公式サイト・予告

『上飯田の話』公式サイト
https://kami-iida-stories.com/

予告編 ※YouTubeチャンネルに移動します
https://youtu.be/7a48OADZZUM

公開は2023年4月15日(土)よりポレポレ東中野にてロードショーです。上映は1日1回で18:30~です。(上映時間は変更になる可能性がございます)

ポレポレ東中野
※Googleマップへジャンプします

『上飯田の話』チラシ

映画『上飯⽥の話』上映後トーク・イベント

問い合わせ

配給・宣伝担当: ガブリシャス本⽥、髙橋壮太
kami.iida.stories@gmail.com

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