平成19年度
平成19年度の入賞作品10点(最優秀賞1、優秀賞2、佳作5)をご紹介します。
最優秀賞
社会経済システム学科4年樽川 愛
小さな疑問符から大きな感嘆符へ。世界旅行は「発見」の旅。その「ココロ」は、事実を見、考えよ!列島への哲学の種撒き、発芽・開花。活動的な学祖像とキャッチコピーが抜群!
優秀賞
社会文化システム学科3年藤田 瑞紀
ロゴマークの「T」は体育系に通じる、その中に注目のスポーツ、野球・相撲・駅伝・ホッケー!円の中には円了さん、そのココロは「哲」。アイデア練磨の作品!
日本文学文化学科4年藤井 憲司
学祖のモットーの力強い表現がなかなかよい。反面、学祖像が「実行」だけの単調な表現になったのが惜しまれる。
佳 作
メディアコミュニケーション学科3年筒井 大海
絵と文字のバランスがよい。学祖の鋭い眼差し、動くペン先がリアルだ。色使いにちょっと工夫を。「哲学は思想の練磨!」の方が、切れ味がよい。
マーケティング学科3年田中 宏昌
ゲゲゲの鬼太郎を読む現代人・円了さん。辞書、原稿用紙、妖怪学書籍、「ゲゲゲの鬼三郎」の漫画まで完備。作品のイメージは井上円了著『最新・妖怪学研究』か?
日本文学文化学科4年藤田 由美
いま流行の「~力」に懸けた作品イメージ、「知力」の旅は全国巡講の旅か?学祖のお供は火の玉小僧か?流れる川・こうもり傘が旅メタファーとして効果的!
社会心理学科1年中島 梨絵
ベルボトムでダンディーに哲学する学祖像がおもしろい。文字の配置もよい。が、なぜ獅子への問いかけなのか?ヒントがほしい。
社会文化システム学科2年茂木 壮
柔和な顔の学祖とアットホームな雰囲気の中で「笑顔で学ぶ」妖怪たち。単純明快な表現で、筆文字も力強い。ちょっと薬味がほしかった!
※作品コメントは、駒井義昭社会学部教授(平成19年11月20日記)